わたしの実家では、シチューといえばビーフシチューでした。ですから、クリームシチューはあまり食べた記憶がないです。
今でも、あまり好んで食べたりはしないのですが、では、なぜクリームシチューを作り、食べるようになったのか?
それは、アレルギー食が関係していたんです。
同居人アレ美さんの影響
わたしは、現在アレ美さんという、食物アレルギーを持つ方と同居しています。アレルギーだけではなく、ほかの病気も持っています。
アレルギーに関しては、ストレスから急になり、環境を変えて、少しは良くなってはいます。
それでも、食べられないものが多く、食べるものについては、気をつけないくてはいけません。ですから、通常の食品では食べられないものが多く、アレルギー対応の食品に頼らないといけない部分もあるわけです。
その中に一つに、クリームシチューがあるんです。食事に関しては、わたしが作っていますので、そのアレルギー対応のクリームシチューがメニューに加わったというわけです。
その特定原材料7品目不使用のクリームシチューがこちらです。
アレルギー対応食との付き合い
食物アレルギーの人は、食べたいものでも、食べられない状態なんです。
わたしが目の前で、なんでもかんでも食べてたら、やはり気分はよろしくないだろうし、そのため、食事はアレ美さんに合わせて作るようにしています。
アレ美さんだけ、別メニューということはしていません。アレ美さんに合わせるということは、もちろん、わたしが、アレ美さんの前では食べられないものもあるということです。
そのことについては、別にわたしがアレルギーで食べられないわけではないし、食べようと思えば、例えば、ひとりでこっそりとか、料理中に食べるとか、なんとでもできるのであまり気にしていません。
それよりも、アレルギーで食べられない気持ちの方が、つらいと思うんです。
乳製品ってどうよ?
さて、アレルギー対応のクリームシチューが見つかって、アレ美さんが食べられるメニューが増えたわけですが、わたしがなぜ、クリームシチューを食べて来なかったのだろうかと考えてみました。
それはおそらく、小さい頃から、牛乳が苦手だったからだと思うんです。
小学校の給食で出る牛乳も、みんなはパンと一緒に飲んだりして、食べていましたが、わたしはその食べ方ができなくて、給食を全部食べ終えてから、一番最後に牛乳を飲むという食べ方をしていました。
だから、家でも、クリームシチューよりはビーフシチューとリクエストを出していたかもしれません。
そもそも、牛乳って牛さんのミルクですよね?牛さんのミルクは牛さんのものであって、人間が飲む物ではないのではないですか?
スーパーに行けば、当たり前に売られていますけど、どうなんでしょう?
他に、牛乳の匂いが苦手だとか、飲んだらお腹を下すとか、今の牛乳は体に良くないとか、そんなこんなで、わたしが乳製品をあまり好まない理由です。
食べられない苦しみ
食物アレルギーの人の苦しみは、実際に経験しないことにはわからないと思います。幸い、わたしは身近にアレ美さんがいるので、少しでもその気持ちはわかると思っています。
中には、食物アレルギーなんて、ただの食わず嫌いだとか、少しずつ慣らしていけば、食べられるようになるとか、そんなことを思っている人もいます。
しかし、そんな甘いものではありません。命に関わることです。決して、おちょくったり、いたずらしたりしないでくださいね。
何も食物アレルギーに関わらず、病気、例えば、うつ病やパニック障害などの、精神に関する病気は、単に甘えだとか、心が弱いだけだとかいう人もいます。
なかなか、本人が実際に経験していないことについては、真剣に向き合えないのかもしれませんが、安易に思い込みだけで、判断するようなことはしないでほしいと願っています。
まとめ
- 食物アレルギーを持つ人の食事
- アレルギー対応食
- 牛乳は牛さんのもの!?
- 経験者しかわからない!?
自分がよく知らないことを、相手が傷つくことも考えずに、気軽に言うことは避けたいですね。
食物アレルギーを持ってる人にとって、自分が食べられる、食物アレルギー対応の食品は救世主なんです。今まで、食べたくても食べられないものが食べられる喜びは、計り知れないものがあると思います。
困っている人たちに、寄り添える、そんな気持ちを持ち続けたいですね。
今日もあなたが心豊かに過ごせますように!
ありがとうございました。